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2024/04/20 04:48 |
ビリー・ドラゴ フランク・ニティ 白スーツ
タイトルは5・7・5調のつもりです。字余りですけどね。

お気に入り映画「アンタッチャブル(1987年)」を久し振りに見た。
お気に入りも何も、一年に2本みれば「多いほう」とされるくらい、私は映画を見ない
だって2時間もじっとして座ってられないから。1時間ドラマも無理だ。これ絶対病気だよな。
友達につきあって観ることもあるけど、全然頭に入らん。

「犬神家の一族」を見終わったあと、「で、結局誰が犯人だったの?」と横にいた友人に聞き、「あんた大丈夫!?」と大慌てされたこともある。だってスケキヨが面白すぎて集中できねんだよおおお。あんなやつ家にいたら笑うだろー。


それにしても、どうして多くの人は映画を一人でみにいかないんだ?横に誰がいても変わるわけじゃないし・・・。もう誘わないでくれ、友よ。そしてわたしが内容覚えて無くても怒らないで。


映画好き人間に「アンタッチャブルが好きだ」というと、「もっといい映画あるっつーの、お前もっと映画を見ろ!!!」と半ギレされます。そして「まあ、そうだろね。多分もっと真面目にみりゃあ、いっぱい名作はあるだろうな」って言ったら「映画をなめんじゃねえ!!」って全ギレされます。

ぜんぜんなめてない。いや、まじで。それどころか、映画やドラマを集中して見れない、というのは、かなり人生損してる、と思っている。そのぶん漫画と本で埋めようとはしているけど・・・・。ああ、映画観れるようになりてえなあ。



アンタッチャブルだけは何故まともに見れるのかって、単純にスカッとするからだろうなあ(しょーもねえ理由)。
いちいち皆かっこいいしな。1930年代ファッションにしてもセリフにしても出てくる俳優にしても。目が飽きないんだろうなあ。


で、一番わたしがすきだったのが、アル・カポネ(ロバート・デニーロ)の部下フランク・ニティ役のビリー・ドラゴ

この端整でいて憎憎しい顔!!

この映画でのニティは、史実と違って暗殺役の下っ端扱いで、しかも死に様も悲惨でしたが、私はこういう下っ端ギャングに愛着を覚えてしまうんだ。ジョジョで5部が一番すきなのも、そういう好みのせいだろう。

ネス(ケビンコスナー)の味方であるウォレスらがエレベーターの中で警官に扮するニティに銃殺されるシーンでは、エレベーターが閉まる直前、ニティの冷徹な顔がアップになるんだが、子供の頃はじめてみてから、「何か一生わすれられない顔だな」と思った。


映画で一番印象的だったのは、マローン(ショーンコネリー)がニティにマシンガンでぶっ殺されてから、こときれるまでのシーン。マローンは体を蜂の巣にされたのち、カポネの脱税に関わる「帳簿係」の手がかりの資料のある部屋まで、血だらけのまま必死ではっていく。
一方その頃にっくきカポネは、オペラだかイタリア歌曲だかを鑑賞中。この、歌を聴いているときのロバート・デニーロの表情が、なんともかんとも憎らしい。たった今一人の人間が死のうとしているというのに、その処刑の張本人は歌に感動して涙を拭いているのだ。このカットの挿入で、マローンの死が、より一層悔しく、残酷なものとして心に残る。

テレビドラマ版も観てみたいなあ





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2007/07/04 01:43 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記
ハチクロ森田とくらもちふさこと鴨居まさね

今日は、漫画におけるイケメンを考える会を開きたいと思います(脳内で)

漫画におけるイケメンキャラというものは難しい。それは少年少女関わらず。
だが人はイケメンを求める。

少年漫画の場合、あんまり美少年すぎても読者がしらけるし、すぐ「腐女子むけ」だなんだとレッテルを貼られてしまう。
最近、初めてワンピースとナルトを読んだのだが(1巻のみ)、当時少女漫画化しはじめていたジャンプにおいて、少年漫画の主人公を取り戻そう、という涙ぐましい努力みたいなものを勝手に感じた。
(主人公は不細工すぎず、非常識で人に迷惑かけるけど基本正義の心、がセオリーなのだろうか)



少女漫画の場合、時代によって変遷もあるし誌によって変わるが、女主人公の相手は必ずイケメン、細身だ。
フィールヤングやヤングユー、コーラスといった種類の雑誌では、舞台がオフィスや大学だったりするんで、単なるイケメンから少し「現実感」を出そうと、あごヒゲをはやしたり、すね毛を描いたり、陰毛をかいたり(毛ばっかかよ)、髪型を多少モサくしたり、めがねかけたり、ジャージはかせたり、あああ少女漫画家すげえ頑張ってる。
だが少女漫画の場合、この現実感との折り合いがくせもので、女に現実を描写させるのは、かなり無理な芸当だと思うのだ。こと、男キャラにたいしては、どうしても理想を投影してしまう。あったりめーだ、だったら恋愛漫画なんて描くもんか。
だから無駄なあがきをせずに、少女漫画家は、素直にイケメンを描いててほしい、と節に願う。
(もちろん「イケメン描写の必要がない」少女漫画もあるので、一概にはいえない)



ちょっと例を出すと、「顔はそこそこだが、ジャージを大学にはいてきたりして、まわりには『なんでアイツがもてるんだ』と言われるキャラ」がいるとする。なんでアイツがもてるんだ、という漫画内のその脇役達のセリフは、そのキャラを「巷の少女漫画にあふれるただのイケメンキャラにはしたくない」という作者の願望と愛着と萌えの投影である。

え?何のこといってるかって?もちろんハチクロの森田のことです。知らないひとはコミックス1巻を読んで。

ハチクロの感想はいずれ日を改めてやりたいが、私はこの序盤の「森田」エピソードのおかげで、かなりこの漫画に対する気持ちは屈折している。とても良い漫画だ、だけど嫌いというかなりひねくれた感想を抱いている。

だって、「なんでモテるんだあんなやつが」って言うけどさ、どう考えても「イケメン」の描写をしているではないか。森田はイケメンだろう。
ジャージをはかせて外で石鹸で髪洗ってるぐらいじゃ「イケメン」という罪は消えないよ。
もてるのはそりゃあ、「顔がいい」からだ。女は顔がよけりゃあ、多少留年しようが、貧乏だろうが、スケベだろうが何だって許すぜ。
だって女はイケメンが好きだ。現実の恋愛においては外見の要素はまったく関係ない、と断言するが、物語においては、イケメンが出てこなきゃあ盛り上がらないのだ。

だから「顔は普通だけど中身が面白くて個性豊かでいいやつだから、結果としてイケメンに見える」なんて、そんな非科学的なことは、断じて見過ごせないのだ。
いや、内面が顔に表れるというのは、現実にもあるよ。
でもやっぱ骨格とか、皮膚の質とかの時点でやっぱ運命は決まると思うよ。
松井秀喜は素晴らしいプレーヤーだが、どうしてもイケメンにはみえねーだろ。


もし森田が下図のような外見で描かれていて人で、「なぜモテるんだ」といわれれば、私も「そりゃ色々ダメなところもあるけど一緒にいたら楽しそうじゃん」って思う。


※石鹸でシャンプーをする森田

森田の外見では、漫画内の通行人の女子に「もう森田ってだめねー」と言わせるには、イヤミなのだ。

いや、あんたそんなこといっても、漫画なんだから、そんなにブサイクに描いたら誰も読まないでしょう、
って思うだろうか。
それならば、最初から「イケメン」の設定でやりたまえ。
別に、顔以外の森田の特徴を否定したいわけではない。
ギャップの表現が、いかにも、で、あざとい、のだ。
一言!一言でも「森田は顔がいい」発言があれば、私も普通にあの漫画を読んでいられただろう。

そういう意味で、少女漫画の金字塔であるくらもちふさこなどは、実に潔いほど「イケメン」と「ブサメン」の差をつけてくれる。名作・天然コケッコーシゲちゃんというキャラ。あれほど徹底してブサメンを描ける残酷さはもう少女漫画界のフリーザと読んでもいいだろう。
まあでも、あれは男読者の反感を買ってしまうかもしれない。

知り合いのくらもちふさこファンが、「男が読める少女漫画なんて、少女漫画の精神を欠いている」と言っていたのだが、ハチクロのことを考えると、少し納得する。

「男は顔だけじゃない!」という真実を描きたいのであれば、もうそれこそ武田鉄矢なみにやっちゃってくれ。
そこまでふみこめないのであれば、最初ッからイケメンでいこうぜ。

ところで、恋愛漫画における男キャラの描写に関して、かなり冷静な少女漫画家がいる。
鴨居まさねその人である。
いままでも、そしてこれからも、わたしがこのブログで褒めたたえつづけるであろう、マイフェイバリット・ハズレなし漫画家である。

わたしが鴨居まさねを好きになったのは1996年のヤングユー読みきり「緑茶子ちゃんのこと」からであるが、この人、ちょっと怖いくらい人物描写が冷静なんである。
あたしあんまりこぎれいな男って好きじゃないんだけど」(SWEET デリバリー2巻より)など、そもそも少女趣味ではないところをアピールしてはいるものの、一応恋愛がテーマなのに、こんな描きかたでいいのかい?と心配したくなるほどなのだ。


Sweet デリバリー 1巻より

この男、一応左の女性(主人公)の恋人で、二人の恋愛模様も話のテーマになるのであるが、女のキャラの描きこみにたいして、まあ男がふっつーなのだ。
こんな描きかただから、たいしたことのない男だと思うだろうか。これでなかなか「モテる」設定にはなっている。
それって、現代の女と男そのまんま。現実では、男は、女ほど着飾らず、「普通」でさえあれば、中身次第でモテる(と思う・・・)。鴨居まさねの絵って、ずばり現実そのまんま、なのだ。


高校生当時、このSweetデリバリーも含めて鴨居コミックスを全部友達に貸したら「この顔で読む気なくす」と言われた。
その友人、「キレイすぎても男感じないよね」なんていうから安心して貸したのに・・・。お前も所詮女だな。

しかし、女ってのは複雑だ。
イケメンを求めるわりには、エステいったり、あんまりこまめにファッション誌を読む男はいや、とか言ったりする。
まあでも男も「厚化粧はいや」って言ったりする人もいるか。「薄化粧のほうが厚化粧の何倍も厚化粧なんだよ」っていうセリフも流行ったっけ。
さりげなく・・って難しい。

ところで、わたしがあらゆる漫画ひっくるめて「」のみでNO・1イケメンと評したいのは、
ジョジョの奇妙な冒険第5部 暗殺チームの非道の男
プロシュート兄貴である。


無駄にデカイが、これが兄貴だ!!




今回使用した画像の著作権は、すべて作者と出版社に帰属します。


2007/06/30 03:31 | Comments(1) | TrackBack() | 漫画
続きまして、ジョジョの話をします。
前の文で、しょこたんの好きな漫画キャラのことに言及したのですが、

1 ベジータ(DRAGONBALL)
2 承太郎(ジョジョ)
3 範馬勇次郎(グラップラー刃牙)
 
でした。

で、思ったんだけど、

3位の範馬勇次郎、しょこたん好きそうだなあ。勇次郎が出ると盛り上がるしな。しょこたんがはまりそう、って気がした。
※刃牙は個人的に「なんかつい読んじゃうけど、好きって人にいいたくねえ」漫画だ。だって格闘技嫌いだから。バキ自体に罪は無い。バスケ嫌いだけどスラムダンクは好きだから、そういうことと漫画の価値は違うと思ってる。

1位のベジータってのもわかる。ドラゴンボールは好きなキャラをすんなり選べる漫画だ。ちなみに私もベジータが一番好きだ。このことについても書き始めたらとまらんよ。

だけど・・・
ジョジョの中で一番好きなキャラは?と聞かれて、すんなり「承太郎!」、と答えられるジョジョラーがいるのだろうか。
ジョジョを読んで、面白いと思ったのなら、絶対選べない。名勝負も、名台詞もえらべない!!

部にしても、今一番すきなのは5部、だと思ってるけど、この順位は月単位で変わる。


だからしょこたんが承太郎を選んだのは、私からすれば奇跡だ。何がいいたいのか、私は。

「視聴者は承太郎以外知らないだろ」と配慮したのかな。

ああでも、もし荒木先生にサインをせがむことができるなら、「承太郎かいてください」っていっちゃうな

で、そういうことを考えてるうちに、ジョジョについてとにかく書きたくなっちゃったから、書く。


「ジョジョで一番好きな○○○」というテーマは、結論が出ない。
部ごとの魅力、バトルごとの魅力、セリフの魅力、キャラの魅力、いろいろ考慮すると、決められなくなる。
ジョジョについて考え出すと、それは、
「面白い漫画ってなんだ」という問題にたどり着く。いや、もちろん私にとって、だけどね。


で、それは私にとって壮大なるテーマなんで、まとめられない。
ちょっとダラダラ書くよ。


1部

スピードワゴンの「アマちゃんのアンタが好きだから~」ってセリフは、私の1部への想いでもある

構図も絵も未熟なんだけど、(あああ生意気いってごめんなさいいい)この1部は作者が伝えたいものがガンガン来るのだ。
そう、1部では、ドストレートさがやみつきになる
アメリカ映画なんかで、よく絶体絶命の大ピンチに限って主人公がジョークを飛ばすシーンがある。あれで、主人公の粋や度量の深さなんかを表現しようとしてるんだろう。承太郎とかジョセフなんかは、こういうシーンも多い。「ところで花京院、おまえ相撲はすきか?」とかさ。ジョジョ的「溜め」のシーンだ。
でも、主人公ジョナサンはどっちかっていうと、時代劇的というか、クソマジメだ。

で、私はそっちのクソ真面目タンカが好きだ。
私がジョジョを読んでいて最も胸躍るのは、「今からお前を成敗する!」っていう感じで決意と覚悟を見せ付けるシーン。悪の誘惑や恐怖などに目もくらまない、絶対的な意志がたまらないのだ。
ジョジョのボスキャラというのは、皆臆病だ。特に、ディオの「人間てのは策を弄すれば・・・」とか、「人は安心を得るために生きる」といった考えは、絶対的な力や地位を手に入れても尚、足元をすくわれるかもしれない、という臆病者ゆえの発想だ。そういう人間にとって、ジョナサンみたいなやつは、いてほしくない、この世から消えて欲しい不安要素だ。そんなやつが主人公って、ああ、すごくいい漫画じゃないか・・・・。ふふふ。「策ではない!勇気だ!」ってシーン、しびれるんだ。

だが、肝心のバトル、となると、そんなに盛り上がらない。もうこれはしょうがない、だって一番最初の部なんですもの。ジョジョお得意の大どんでん返しとか、地形を巧みに利用したバトルとか、いまいち物足りない、と感じる。あと子供心に、「波紋てなに?」っていう疑問が消えなくてさ・・・バカだったから



2部
ジョセフ
のキャラが大好きだったんだ~。「お前は次に~という」ってやつ。4部まで出てきてくれて、ありがとうよ。彼がいるだけで、舞台が華やぐのだ。ジョジョを読むキッカケが2部というのも、そういう雰囲気につられたんだと思う。
2部のバトルって、読んでると目から血が出そうになるよね。
ええと、いろいろ書いてると長くなるから一行で、ええとね、一番すきなのはやっぱりシーザーVSワムウ→ジョセフVSワムウの流れだよ!!!こんちくしょー!!!泣くにきまってんだろおおお。

ただ、私はどうしても、「ラストバトルが一番面白い漫画」っていうのが好きなんで・・・・どうしてもカーズの影武者とかで、冷めてしまうんです・・・・。いや、来週には一番好きになってるかもしれないけど。



3部
ジョジョはスタンドバトルになってから、次から次へと敵がやってくる、というアップテンポな形式になったが、それの何がいいかって、読みやすいんだ。3部ってジョジョの中で一番読みやすい。ジョジョにたいして「読みやすい」ってのは、褒め言葉じゃないかもしれないけどね。
ジョジョって絵が濃いし流血は凄いし、どんでん返しがくどいぐらいあるから、これくらいサクッっとやってくれると、すごくラクなのだ。コマの構成、セリフ、バトル展開が、今までよりずっとスリムアップしていて、「おし!決まったァ!!」という感じの爽快さがいい。
ラッシュは派手でわかりやすいしな。
※ちなみにはじめてジョジョを読んだのは2部で、小学生くらいでしたが、3部からは高校入るまでほっといてました。他意は無い。

波紋編と較べると、3部はバトルの「落ち」がいちいち洒落てて、とくにダービー戦の「もしかしてオラオラですかー!?」を読んだときは、すごく生意気ないいかただが、「うまくなった、この漫画!!前よりぐんと!!」って思ってしまったのだ。それとも、最初から荒木先生はこの技術をそなえていて、3部のテンポにあわせてたまたまこういう感じになったんだろうか・・・。

私のなかで一番存在感のあるキャラは承太郎なんだが、でも好きなキャラとなると、ポルナレフが上をいく。
私の中のジョジョ名シーンベスト3に入るのが、対Jガイル戦でのポルナレフのセリフ、

「おい花京院…この場合! そういうセリフをはくんじゃねえ いいか…こういう場合! かたきを討つ時というのはいまからいうようなセリフをはいて たたかうんだ…
『我が名はJ・P・ポルナレフ』 『我が妹の魂の名誉のために!』 『我が友アヴドゥルの心の安らぎのために…』 『この俺が貴様を絶望の淵へブチ込んでやる』 J・ガイル……
こう言って決めるんだぜ」ビシイイ!!!

かっけえええええ。読んでるうちに血湧き肉躍る!!!!バトルそのものは、そこまで好きじゃないんだけど、(いや、好きだけど、全体と比べての話)、ポルナレフの気持ちを思うと・・・涙なしには読めない。全青春をかけ、一時はディオに支配されてでも、愛する妹の仇を打ちたい、と思ってたんだもの、ポ・・・ポルポル~よかったなあああ。ジョジョのあだ討ちバトルはほんとに息がつまるというかなんというか・・・

あと、ジョセフ&アブドゥル対マライヤ戦も好き。ジョジョバトルはスタンド能力がシンプルであればあるほど好きだ。あと、一発逆転も結構好きだ。


4部
またまた生意気な発言ですが4部って、ジョジョの中で一番完成度高くないでしょうか?「一番好き」っていうのとは違う、あくまで、作品のまとまりとか、スタンドのバリエーションとか、キャラの魅力とか、バトル展開とか。あと、「絵がごちゃごちゃしてて何やってんのかわかんない」と言ってジョジョを敬遠した多くの友人にも、4部なら読める、という人が結構いるのだ。そういう技術的な点で、御大は「レベルアップ」をはたしたのか、もしくは路線を変更したのか・・・素人にはわからんのですが、4部は一番漫画っぽいのである。まあ、ここにきてやっと舞台が日本になった、というのも大きいかもしれない。

私は、はじめてジョジョを読んだとき、ストーリーやバトルの奇抜さこそ好きになれても、3部の最後にきても、コマ割とか、画面構成、といったものが、あまり好きになれなかった。
例えば、承太郎 対 花京院でのやりとりの中で、
もう花京院が承太郎めがけて攻撃態勢でふりかぶってるのに、その同じコマの中で「何、勝者が正義だと」って承太郎がつぶやくシーンがある。
これ、もうひとつコマつくって、切り離して欲しかった。2部の頃から、「一つのコマの中でいろいろやりすぎだ!」って思うことが多々あったのだ。どうもせかせかしていて、せまっくるしいのだ。
それが味、といわれてしまえばもうどうしようもないけど、間とか、テンポってのが、個人的にどーもあわなかったのです。多分、高橋留美子のような「様式」とか「テンポ」のはっきり定まった人の漫画が好きだったせいもあるけど。
あと、「裁くのはオレのスタンドだー!」っていうセリフも、なぜかいまだに好きになれない。どうも、日本語として落着かないというか・・・・もう「俺が裁く!」できまった!と思ってたからかなあ。重複のように思えるのだろうか。説明できない・・・。

で、4部からは、そうした「ジョジョの奇妙な違和感」がなくなって、ちょっと不思議なくらい「しっくりくる」ようになった。
というのも、一番最初に印象に残ったコマ割
仗助が、バッドカンパニーに顔面蜂の巣にされた億泰を助けてやるシーン、

仗助「深い意味なんかねえ、何も死ぬこたねーと思っただけよ」
億泰「・・・・・」

文章でごめん。1ページにこの2コマをあててるんですが、
こういうコマ割り、今まであんまりなかったような・・・ジョジョのくせにやけにしっくり来ると思ったんですよね。
ベタすぎる!と言ったほうがいいかもしれない。
でも、ストーリーの中の感情のゆらぎとか、情緒に関するものは、多少やりすぎなくらい「間」をタップリとるほうが、読み手としては安心できるし、ハートをがっちりつかまれるのだ。これはわたしが少女漫画好きだから、ってのもある。女の漫画はやりすぎてやっと伝わるからな。
でもこういう「少女漫画的」な感情描写のおかげで、わたしは仗助&億泰コンビが大好きになったのでした。



話変わって、康一の魅力について。
康一っていちいち見せ場の多い男だ

・ACT3がはじめてシアーハートアタックの動きを止めるシーン「ずううんっ」って地面にめり込む図が1ページ丸々使って描かれてるんだが、あれ、凄い好きなんだよなあ。あのコマ一つとっても、やっぱり御大は4部からかなり技術がグレードアップしたような・・・・生意気言った・・・ごめんなさい・・・コッチヲ・・・ミ・・・ロ・・・

お前はバカ丸出しだ!!あの世でお前が来るのを楽しみに待っててやるぞ!!
ってタンカを切るシーン。しびれるううう!!!康一、お前は最後まで勝っていたぞ!!


・吉良「いいや、限界だ!押すね!!」
 
康一(アクト3)「ドンッ!!  『ACT3 FREEZE!!射程距離5メートルに到達しましたS・H・I・T!』」 
 吉良「このクソカスどもがあー!!!!」
このシーン、この対吉良戦で、一番心拍数のあがるカットだった!!!うおおお、康一やってくれた!!そうだ、お前がいたよな!!頼りになるぜ!!!って思わせるんだ!!



ちょっと落着いて、もう少し4部の魅力をくわしく話します。


4部を「完成度が高い」と評したのは、
・「コマ割・構成」といった技術面の進化
・一般人がスタンド使いという設定であるがゆえ、厚みが増したキャラの魅力
・作者自身が「スタンド」の表現やルールづくりに慣れたことによる、バトル展開の面白さ
・ラスボス戦の面白さが他を凌ぐ

この4点でまとめられるます。

とくに4つめはこだわりたいポイントだ。

私は、特にバトルもの漫画の場合、そのチャプターにおいて、
主人公がもっとも活躍し、魅力があること
・でも敵キャラ、脇役キャラも捨てがたいこと
・ラスボスでの闘いが、どのサブキャラ戦よりも面白く、読者をハラハラさせること

を求める。この点に関して、4部はマジで文句がつけようがないのだ

仗助のキャラ薄くない?
ていう人もいるからまあ、なんともいえないけど・・・・でもクレイジーダイヤモンドの能力って、スタンドの中で一番わかりやすく、トリッキーで、色々できる・・気がする。ハイウェイスターの時なんか、あまりの臨場感に漫画読んでる気がしなかった。それに、荒木先生が、「戦いにおいてルールを決めたい」って言ってたけど、クレイジーダイヤモンドは、そのルールが最も活きるのだ。
スタープラチナだと、見た目に派手だし盛り上がるんだけど、ご都合主義じゃん、て言われても仕方ない時がある・・・・いや、あくまでも、冷たい大人の目線で見たときにね。わたしはスタプラ大好きだよ。誰だそんなこと言ったのはァ!!


ああ、力尽きてきた・・・・
ここまで書いてると、わたしが一番好きなのは、4部か?と決めたくなってくるんだが、
いつも頭の中に浮かぶのは、降るにつけ、照るにつけ、チームパッショーネと暗殺チームの精悍な横顔、そしてイタリアの町並みなのだ。なんでだ・・・・ちょっともうちょっと真面目に考えたらまた続き書きます。
ジョジョのことは、ちゃんと書・・・き・・・たい・・・。

2007/06/28 03:51 | Comments(0) | TrackBack() | 漫画
~好き芸人は頑張ってくれ
ビジネスホテルは嫌いだ。
なんであんな暗いの?暗いわりにどうしてあんなにスイッチ多いの?
6階だから多分大丈夫、と思って携帯ラジオ持ってったのに、伊集院もカーボーイも聞けなかった!!!!
盲点だった・・・いや、盲点つうか、何も考えてなかった。
ラジオ関連の雑誌で、地方でも頑張れば聞けることもある(漠然バカ)、っていうのを鵜呑みにして
「そうか~、ラジオはいつでもどこでもみんなが聞けるんだね、ラジオの世界だけは一人一人が真ん中なんだ~」って薄ら笑いうかべてたのに・・・・いや、冷静に考えりゃ、そりゃあ聞けないよね。青森だもん。北海道が近いから何とかいけんじゃね?と思ったけど駄目だった~。

でもさ、ジャンクは聞けないのにジャンク2は聞ける、って何!?
そんな寸止め生殺しってアリかよおおお


それで、ついついテレビをだらだら見てしまったんですが、
ついに見た、
オビラジを。


アンチからも別にお笑いに興味ないやつらからもバッシングされ、大学生の宴会芸とまで酷評され、あげく「もう責めるのよそうぜ・・・・あいつらは吉本の犠牲者なんだよ・・・ネタだって漫才はもうちょっと面白いんだし・・・気の毒だよ」とか、かばうやつらまで出てしまうオリエンタルラジオとやら・・・どんなんだろう、と気になってたんです。ネタも横目で見たことがあるかなきか、だったので。

んで、番組見て思ったけど

まあ、普通の若手芸人として、なら、別にそこまでひどくないんですね。
看板がどうの、とかはいったん置いて。

でも、わたしは
多分どんなに下積みつもうが、武勇伝を封印しようが、あいつら多分永遠に好きになれない。笑いのレベルが他の若手芸人より劣るか、って言ったら、そりゃあテレビのトークだけで判断するのは失礼だが、まああんまり変わんないと思う。そんなに悪いと思わなかったよ。

でも、なんか好きになれねえ。

あなたの心の中にも、いない?そういう芸人。
クラスにいたら多分1年間喋らないと思う、みたいなさ・・・。
ええと、なんでかしらないけど「ラグフェア」ってハモネプ出身のアカペラコーラスを初めてみたときの感覚に似てる。知るか、ってな。
ついつい、もし自分のそばにいたら、って身近に感じちゃう系統なんだよね。なんでだろ。

あ、いや、こんなことが書きたかったんじゃなくて、そのとき見たゲストのしょこたんが、好きな漫画キャラを発表してたんですよ。

あ、ちなみに私はしょこたん大好きですよ。誰がなんといおうと。多分女の芸能人の中で一番好きだ。
考えるヒトコマ」からずっと好きだった。
昔から、自分より若い人が一人で世間の冷たい目に耐えながら、一つのトレンド(?)を作る、っていうのが見てて好きなんです。切り込んでいく姿、行動力がね。だからバク天でHGが一人で企画だして何かやってるのも、見る甲斐のある内容だった。面白くないことも多かったけどさ。消えちゃって、ほんとに悲しい・・・。

話戻そう。
しょこたんの好きな漫画キャラは、

1 ベジータ(DRAGONBALL)
2 承太郎(ジョジョ)
 範馬勇次郎(グラップラー刃牙)
 
でした。

んで、なんやかんや、オリラジのボケの方と、ジョジョについて「あれ、いいよね」話をするわけですよ。


しょこたんとジョジョ、これほど相性のいいものがあるだろうか
でも、つまんんかった。


なんか、ジョジョ好きな奴にむかついたのって生まれてはじめてだった
いままではジョジョ好きなやつはどんなやつとでも仲良くなりたい、って思ったし、
芸人のスピードワゴンは嫌いだけど、でも声優やれてよかったな、ワンチェン(肩ポン)って思うくらい、
「ジョジョ」というキーワードさえ出れば、もう人類皆友達、の気構えで生きてきたんだ・・・。

ええと、別にしょこたんはいいの。
問題はあの武勇伝の方の話。ああ、もう名前がわからねえ。調べねえぞ。
しょこたんとジョジョ立ち話で盛り上がって、
見てみて!ってな感じでジョジョ立ちしたんですよね、
このジョルノジョバーナには夢がある!!」っつって。

あれ、見た人に同意を求めたいんだけど、変じゃなかった?
多分何度もやったことありそうな雰囲気だったけど、撮り方とか角度のせい?速すぎたのかな?セリフつきだったのがよくなかったか?っていうか、速すぎて見えなかった。ババアか、私。

踊りとかうまいから、ああいうポージングも上手くできそうに思えるけど、一言でいうと
「調子に乗った」ようにしか見えなかった。ごめん、意味わかんない表現で。
ポージングひとつでそこまで駄目出しすんのか、って気もするけど、

だって、ジョジョの説明、まるでなってなかったよね?
ダービー戦のオラオララッシュの話、さっぱりできてなかったよね?
困るんですよ!!そんなんじゃ!!

喋れないなら、せめてポージングだけでも何とかしろい!!
もっとテレビ映えするやつ選ぶとかさ。

そんなことで芸人としての真価が問われるのか、っていうと、・・・うん、問われると思う。
だってしょこたんよりひどかったぞ、説明。
しょこたんも割と空気読む人だから、番組に要求されれば腐女子全開になるけど、そうじゃない場合は普通の振る舞いをする。
でもわざわざゲストで呼んだとき、しょこたん、というキャラクターを司会者が相手にする場合、残される道は2つ。乗るか、ひくか、ですよね。

あのときのオリラジのボケの方は、「乗る」というより、東北弁で言うところの「おだつ」という状態に近かった。はしゃいでいただけなのだ。あのポージング(またポージングの話するけどさ)、やりきれてなかった。つきぬけてなかった。見せ方をわかってねえ、素人の仕事だった・・・・。

私が何を要求しているのか、というと、しょこたんという暴れ馬にのっかる場合
必要なのは、「抑えたくても抑えられないキモイオタク的うんちくショー」をやる覚悟!!なのだ。
あのオリラジのボケは、好きなものの話でテンションがあがったのはいいが、
オタクの態度ではなかったのだ。
しょこたんがたまにする、初恋がFFのキャラだっていう話。
あのスタジオをシンとさせてしまう、何者をも割り込ませない、妙に早口で文章のしっかりした口調、あれこそがオタク的説明力なのだ。
もうちょいいうと、「話の流れに関係なく、具体的な数字や例が出る」とか、「何か、こいつこの話したくて待ち構えてたのか?」って怖くなるような、あなたの身近にもいるはずの、あのオタクです。はい、私です。

オリラジのボケは、あの場合「オレのほうがジョジョ好きだー!!」って武士沢のように謎ギレするテンションが必要だったのだ。でも、彼に、それは無理だった。だって根が明るいもんな。理由になってねえか。


で、ここからが本題なんだけど、
あれ、多分藤井隆ならのりきれた。しょこたんを乗りこなせたと思う。



最近の雨トークのせいかガンダムブームのせいかなんかしらんけど、
「~好き芸人」とかいうくくりがある。
あれ、何が面白いかっていうと、
空気を読むのが仕事の芸人が、もう相手の迷惑関わらず、とにかくうっとおしく、饒舌に、説明するところにある。オタクの話ってのは、興味のない人間にしてみればタダの「説明」に過ぎない。しかし、それに対して一般人のリアクションを代表して突き放すツッコミの温度差、とか、普段とのテンションの違いとか、そういうのが多分面白いのだ。

とかなんとか言って、雨トーク、あんまり見たことないんだけど、CMと友達の話だけで想像してるんだけどさ

でもその「出演者に好きにやらせて司会者と客は傍観する」ハシリが、「マシューズBest Hit TV」だったんだよなあ、と思うのだ。(タモリ倶楽部もそうか?)

あのとき、しょこたんとオリラジに必要だったのは、「マシュー」の空気だ。
あれ、多分藤井隆なら、もっと色々やれた!!・・・と思う。

※藤井隆嫌いな人は、非難してください

己の好きなものを紹介、説明するだけで、あれだけ番組を盛り上がらせることができた藤井隆は、ほんとに凄い。大御所ゲストの反応なんてお構いなしだ。でも、肝心なとこで空気読んでおとなしくなるよね。あと、絶対相手の気分害さない。あの人のお笑い運動神経は鋭敏だ。褒めすぎるぜ、ここは。
ゲストアイドルとの「セリフしりとり」で、「ねらわれた学園」の高見沢みちるのセリフをそらんじて披露したり、クドカンを呼んで「人間交差点」のキャスト決めたり、多分知らない人でもなんかついつい見てやりたくなる、勢いというか、凄みがある。
「~好き芸人」がやるべきことの模範をしめしていた、と思うのだ。


まとまりのない文章になってきたァ!!ごめんなさい。

モトネタ知らないけど、そのパロディ・モノマネはなんか面白い、っていう種類の笑いがある。
プロレスネタなら長州力とか、武藤とかも、そうだった。あれは、周りの芸人がわかってくれてて、誘い笑いをしてくれるから、見てるこっちも安心して笑えるのだ。
清水ミチコの「フジコヘミング」のモノマネは、あの人の喋ってるとこ見たことなくても、そのチョイスに笑う。
クロマティ高校は、あの絵は誰をバカにしてるのか、知らない人もいるが、「なんかふざけてんなあ」という空気は伝わる。

まああと、今はマニアックさが宝の時代だしなあ。

だから、「~好き芸人」の企画で失敗した場合、「マニアックすぎたかな」というのはちょっと言い訳にならないかもしれない。まあでも、その芸人だけの責任じゃない場合もあるけどさ。

でも、漫画は、すげえ難しいよなあ・・・。ドラゴンボールとかガンダムは知名度が凄いからいいけど、ジョジョってまだまだ間口狭いんだよな。芸人の中で好きな人も少ないから、頼るのは己のオタク的説明力のみ!オリラジにはそれがなかった!!
残念だ・・・・
ケンコバはどうなるだろう・・・。

ただ・・・やっぱりテレビはみさかいがない。やりすぎると飽きちゃうじゃない・・・・そういうの見ててつらいし、もったいないんだよなあ・・・・ケンコバを嫌いにはなりたくない



コメント返信 Viper さんへ
ハチクロ、男性にも人気あるんですね!。なんか、少女漫画って変わったよなあ、ってつくづく思います。ちゃんと感想文書けるように、頑張ります。

2007/06/28 02:04 | Comments(0) | TrackBack() | テレビ
感想文ブログ、ちゃんとやります
このブログ、感想文ブログってことではじめたのに、なかなかまとまらずに載せられないでいる
いろんなテーマをつまみ食いしてるせいです。

今書いてるのが

・この「泣き」はアリ!生徒諸君よ永遠に
・今年こそ決める!!これでわたしも痩せました 
ジョジョの奇妙な冒険 名場面 50選
・【あいつこそ】ベジータとわたし【サイヤの王子様】
・日本漫画界にこの人あり 鴨居まさねをほめたたえる文
・嫌よ嫌よも好きのうち NANAハチクロ
働きマン

どの作品も、ほぼ小学生くらいから付き合ってる漫画なんで、容易にまとまらないわけですよ。
この作品のおかげで、こんな悩みがぶっとびました、とかさ。いろいろ思い出しちゃって。
はやくこのブログの目的を達成したいと思っております。

今のところ、一番はやくのせる予定のものは・・・
・NANA
・ハチクロ
・働きマン
の感想文です。

「どれも売れてる漫画じゃねーか・・・・さては、貴様・・・けなす気か・・?」
と身構えないでくださいね。私が好きな漫画なんて、どれも売れセンですので。

でも、またもうひとつテーマが増えそうで、作業が遅れそう。

というのも・・・・

夫が向田邦子の「思い出トランプ」を読み、感想文を書いた。
夫は昔から、読んだ本には、5行ほどの感想文を書く習慣があるらしい。
向田邦子は、もちろん私のすすめで読ませた。
読書の趣味、漫画の趣味は、とことん夫と合わないのですすめることはしたくないのだが、
夫はたまにこのテの挑戦をしたがる。
未開の地に足を踏み入れ、己の知見を広めようとするのだ(が、大抵広がらずに帰ってくる)
それで、自分が買わない本を読みたい、というのですすめたのだ。

感想文を読ませてもらった。
「率直に言って退屈だった。本好きの彼女がすすめるから楽しみにしてたのに。
50代の男の小さな欲望やら葛藤を延々と書かれても、楽しむに楽しめない。」

あ・・・あああ?おおお?
人の本を尻の穴フイた指で読もうなんざよおおお、こいつはメチャ許せんよなあああああ、あ、違う、じゃなくって、あの本をどう読めばそんな感想になるんだよ。短編で退屈って、そりゃ、大変だったな!!!!
50代の欲望がどうした、おまえ30すぎてんだろが!!!



でもこれ、結構いわれるのだ。
向田邦子とか、田辺聖子とか、鴨居まさねとか、この辺の私のお気に入り作家の感想は、ほんとにまっぷたつに分かれる。
気に入ってくれなかった人たちは一様に
「ストーリーがない」
「何がしたいのかわからない」
「夢がない」
「こんな小さなことしか書けないなんて、作家として駄目だと思う」
「こんなのが面白いっていうひとは、気取りたいだけ」
「50代の欲望やら葛藤やら・・・・(もういいか)」

非常にテーマが掴みづらく、キャラクターにも魅力をもてず、読むのが苦痛、とこうだ。

うーむ、これだけ感想がみんな同じだと、なんかまたいろいろ分析したくなってきたぞ。

よーし、近いうちに
向田邦子の「思い出トランプ」の感想文をやるぞー
テーマ決定

・人間なんてラララララ 向田邦子を読めば大抵のことは平気になる


しっかし、なんでこんなに文章書くの遅いの
こんなにマジメに書いてるのに。仕事よりマジメにやってんのによおおおお。









2007/06/23 23:26 | Comments(1) | TrackBack() |

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