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2024/03/29 14:21 |
ビリー・ドラゴ フランク・ニティ 白スーツ
タイトルは5・7・5調のつもりです。字余りですけどね。

お気に入り映画「アンタッチャブル(1987年)」を久し振りに見た。
お気に入りも何も、一年に2本みれば「多いほう」とされるくらい、私は映画を見ない
だって2時間もじっとして座ってられないから。1時間ドラマも無理だ。これ絶対病気だよな。
友達につきあって観ることもあるけど、全然頭に入らん。

「犬神家の一族」を見終わったあと、「で、結局誰が犯人だったの?」と横にいた友人に聞き、「あんた大丈夫!?」と大慌てされたこともある。だってスケキヨが面白すぎて集中できねんだよおおお。あんなやつ家にいたら笑うだろー。


それにしても、どうして多くの人は映画を一人でみにいかないんだ?横に誰がいても変わるわけじゃないし・・・。もう誘わないでくれ、友よ。そしてわたしが内容覚えて無くても怒らないで。


映画好き人間に「アンタッチャブルが好きだ」というと、「もっといい映画あるっつーの、お前もっと映画を見ろ!!!」と半ギレされます。そして「まあ、そうだろね。多分もっと真面目にみりゃあ、いっぱい名作はあるだろうな」って言ったら「映画をなめんじゃねえ!!」って全ギレされます。

ぜんぜんなめてない。いや、まじで。それどころか、映画やドラマを集中して見れない、というのは、かなり人生損してる、と思っている。そのぶん漫画と本で埋めようとはしているけど・・・・。ああ、映画観れるようになりてえなあ。



アンタッチャブルだけは何故まともに見れるのかって、単純にスカッとするからだろうなあ(しょーもねえ理由)。
いちいち皆かっこいいしな。1930年代ファッションにしてもセリフにしても出てくる俳優にしても。目が飽きないんだろうなあ。


で、一番わたしがすきだったのが、アル・カポネ(ロバート・デニーロ)の部下フランク・ニティ役のビリー・ドラゴ

この端整でいて憎憎しい顔!!

この映画でのニティは、史実と違って暗殺役の下っ端扱いで、しかも死に様も悲惨でしたが、私はこういう下っ端ギャングに愛着を覚えてしまうんだ。ジョジョで5部が一番すきなのも、そういう好みのせいだろう。

ネス(ケビンコスナー)の味方であるウォレスらがエレベーターの中で警官に扮するニティに銃殺されるシーンでは、エレベーターが閉まる直前、ニティの冷徹な顔がアップになるんだが、子供の頃はじめてみてから、「何か一生わすれられない顔だな」と思った。


映画で一番印象的だったのは、マローン(ショーンコネリー)がニティにマシンガンでぶっ殺されてから、こときれるまでのシーン。マローンは体を蜂の巣にされたのち、カポネの脱税に関わる「帳簿係」の手がかりの資料のある部屋まで、血だらけのまま必死ではっていく。
一方その頃にっくきカポネは、オペラだかイタリア歌曲だかを鑑賞中。この、歌を聴いているときのロバート・デニーロの表情が、なんともかんとも憎らしい。たった今一人の人間が死のうとしているというのに、その処刑の張本人は歌に感動して涙を拭いているのだ。このカットの挿入で、マローンの死が、より一層悔しく、残酷なものとして心に残る。

テレビドラマ版も観てみたいなあ





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2007/07/04 01:43 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記

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