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2017/10/22 20:35 |
続きまして、ジョジョの話をします。
前の文で、しょこたんの好きな漫画キャラのことに言及したのですが、

1 ベジータ(DRAGONBALL)
2 承太郎(ジョジョ)
3 範馬勇次郎(グラップラー刃牙)
 
でした。

で、思ったんだけど、

3位の範馬勇次郎、しょこたん好きそうだなあ。勇次郎が出ると盛り上がるしな。しょこたんがはまりそう、って気がした。
※刃牙は個人的に「なんかつい読んじゃうけど、好きって人にいいたくねえ」漫画だ。だって格闘技嫌いだから。バキ自体に罪は無い。バスケ嫌いだけどスラムダンクは好きだから、そういうことと漫画の価値は違うと思ってる。

1位のベジータってのもわかる。ドラゴンボールは好きなキャラをすんなり選べる漫画だ。ちなみに私もベジータが一番好きだ。このことについても書き始めたらとまらんよ。

だけど・・・
ジョジョの中で一番好きなキャラは?と聞かれて、すんなり「承太郎!」、と答えられるジョジョラーがいるのだろうか。
ジョジョを読んで、面白いと思ったのなら、絶対選べない。名勝負も、名台詞もえらべない!!

部にしても、今一番すきなのは5部、だと思ってるけど、この順位は月単位で変わる。


だからしょこたんが承太郎を選んだのは、私からすれば奇跡だ。何がいいたいのか、私は。

「視聴者は承太郎以外知らないだろ」と配慮したのかな。

ああでも、もし荒木先生にサインをせがむことができるなら、「承太郎かいてください」っていっちゃうな

で、そういうことを考えてるうちに、ジョジョについてとにかく書きたくなっちゃったから、書く。


「ジョジョで一番好きな○○○」というテーマは、結論が出ない。
部ごとの魅力、バトルごとの魅力、セリフの魅力、キャラの魅力、いろいろ考慮すると、決められなくなる。
ジョジョについて考え出すと、それは、
「面白い漫画ってなんだ」という問題にたどり着く。いや、もちろん私にとって、だけどね。


で、それは私にとって壮大なるテーマなんで、まとめられない。
ちょっとダラダラ書くよ。


1部

スピードワゴンの「アマちゃんのアンタが好きだから~」ってセリフは、私の1部への想いでもある

構図も絵も未熟なんだけど、(あああ生意気いってごめんなさいいい)この1部は作者が伝えたいものがガンガン来るのだ。
そう、1部では、ドストレートさがやみつきになる
アメリカ映画なんかで、よく絶体絶命の大ピンチに限って主人公がジョークを飛ばすシーンがある。あれで、主人公の粋や度量の深さなんかを表現しようとしてるんだろう。承太郎とかジョセフなんかは、こういうシーンも多い。「ところで花京院、おまえ相撲はすきか?」とかさ。ジョジョ的「溜め」のシーンだ。
でも、主人公ジョナサンはどっちかっていうと、時代劇的というか、クソマジメだ。

で、私はそっちのクソ真面目タンカが好きだ。
私がジョジョを読んでいて最も胸躍るのは、「今からお前を成敗する!」っていう感じで決意と覚悟を見せ付けるシーン。悪の誘惑や恐怖などに目もくらまない、絶対的な意志がたまらないのだ。
ジョジョのボスキャラというのは、皆臆病だ。特に、ディオの「人間てのは策を弄すれば・・・」とか、「人は安心を得るために生きる」といった考えは、絶対的な力や地位を手に入れても尚、足元をすくわれるかもしれない、という臆病者ゆえの発想だ。そういう人間にとって、ジョナサンみたいなやつは、いてほしくない、この世から消えて欲しい不安要素だ。そんなやつが主人公って、ああ、すごくいい漫画じゃないか・・・・。ふふふ。「策ではない!勇気だ!」ってシーン、しびれるんだ。

だが、肝心のバトル、となると、そんなに盛り上がらない。もうこれはしょうがない、だって一番最初の部なんですもの。ジョジョお得意の大どんでん返しとか、地形を巧みに利用したバトルとか、いまいち物足りない、と感じる。あと子供心に、「波紋てなに?」っていう疑問が消えなくてさ・・・バカだったから



2部
ジョセフ
のキャラが大好きだったんだ~。「お前は次に~という」ってやつ。4部まで出てきてくれて、ありがとうよ。彼がいるだけで、舞台が華やぐのだ。ジョジョを読むキッカケが2部というのも、そういう雰囲気につられたんだと思う。
2部のバトルって、読んでると目から血が出そうになるよね。
ええと、いろいろ書いてると長くなるから一行で、ええとね、一番すきなのはやっぱりシーザーVSワムウ→ジョセフVSワムウの流れだよ!!!こんちくしょー!!!泣くにきまってんだろおおお。

ただ、私はどうしても、「ラストバトルが一番面白い漫画」っていうのが好きなんで・・・・どうしてもカーズの影武者とかで、冷めてしまうんです・・・・。いや、来週には一番好きになってるかもしれないけど。



3部
ジョジョはスタンドバトルになってから、次から次へと敵がやってくる、というアップテンポな形式になったが、それの何がいいかって、読みやすいんだ。3部ってジョジョの中で一番読みやすい。ジョジョにたいして「読みやすい」ってのは、褒め言葉じゃないかもしれないけどね。
ジョジョって絵が濃いし流血は凄いし、どんでん返しがくどいぐらいあるから、これくらいサクッっとやってくれると、すごくラクなのだ。コマの構成、セリフ、バトル展開が、今までよりずっとスリムアップしていて、「おし!決まったァ!!」という感じの爽快さがいい。
ラッシュは派手でわかりやすいしな。
※ちなみにはじめてジョジョを読んだのは2部で、小学生くらいでしたが、3部からは高校入るまでほっといてました。他意は無い。

波紋編と較べると、3部はバトルの「落ち」がいちいち洒落てて、とくにダービー戦の「もしかしてオラオラですかー!?」を読んだときは、すごく生意気ないいかただが、「うまくなった、この漫画!!前よりぐんと!!」って思ってしまったのだ。それとも、最初から荒木先生はこの技術をそなえていて、3部のテンポにあわせてたまたまこういう感じになったんだろうか・・・。

私のなかで一番存在感のあるキャラは承太郎なんだが、でも好きなキャラとなると、ポルナレフが上をいく。
私の中のジョジョ名シーンベスト3に入るのが、対Jガイル戦でのポルナレフのセリフ、

「おい花京院…この場合! そういうセリフをはくんじゃねえ いいか…こういう場合! かたきを討つ時というのはいまからいうようなセリフをはいて たたかうんだ…
『我が名はJ・P・ポルナレフ』 『我が妹の魂の名誉のために!』 『我が友アヴドゥルの心の安らぎのために…』 『この俺が貴様を絶望の淵へブチ込んでやる』 J・ガイル……
こう言って決めるんだぜ」ビシイイ!!!

かっけえええええ。読んでるうちに血湧き肉躍る!!!!バトルそのものは、そこまで好きじゃないんだけど、(いや、好きだけど、全体と比べての話)、ポルナレフの気持ちを思うと・・・涙なしには読めない。全青春をかけ、一時はディオに支配されてでも、愛する妹の仇を打ちたい、と思ってたんだもの、ポ・・・ポルポル~よかったなあああ。ジョジョのあだ討ちバトルはほんとに息がつまるというかなんというか・・・

あと、ジョセフ&アブドゥル対マライヤ戦も好き。ジョジョバトルはスタンド能力がシンプルであればあるほど好きだ。あと、一発逆転も結構好きだ。


4部
またまた生意気な発言ですが4部って、ジョジョの中で一番完成度高くないでしょうか?「一番好き」っていうのとは違う、あくまで、作品のまとまりとか、スタンドのバリエーションとか、キャラの魅力とか、バトル展開とか。あと、「絵がごちゃごちゃしてて何やってんのかわかんない」と言ってジョジョを敬遠した多くの友人にも、4部なら読める、という人が結構いるのだ。そういう技術的な点で、御大は「レベルアップ」をはたしたのか、もしくは路線を変更したのか・・・素人にはわからんのですが、4部は一番漫画っぽいのである。まあ、ここにきてやっと舞台が日本になった、というのも大きいかもしれない。

私は、はじめてジョジョを読んだとき、ストーリーやバトルの奇抜さこそ好きになれても、3部の最後にきても、コマ割とか、画面構成、といったものが、あまり好きになれなかった。
例えば、承太郎 対 花京院でのやりとりの中で、
もう花京院が承太郎めがけて攻撃態勢でふりかぶってるのに、その同じコマの中で「何、勝者が正義だと」って承太郎がつぶやくシーンがある。
これ、もうひとつコマつくって、切り離して欲しかった。2部の頃から、「一つのコマの中でいろいろやりすぎだ!」って思うことが多々あったのだ。どうもせかせかしていて、せまっくるしいのだ。
それが味、といわれてしまえばもうどうしようもないけど、間とか、テンポってのが、個人的にどーもあわなかったのです。多分、高橋留美子のような「様式」とか「テンポ」のはっきり定まった人の漫画が好きだったせいもあるけど。
あと、「裁くのはオレのスタンドだー!」っていうセリフも、なぜかいまだに好きになれない。どうも、日本語として落着かないというか・・・・もう「俺が裁く!」できまった!と思ってたからかなあ。重複のように思えるのだろうか。説明できない・・・。

で、4部からは、そうした「ジョジョの奇妙な違和感」がなくなって、ちょっと不思議なくらい「しっくりくる」ようになった。
というのも、一番最初に印象に残ったコマ割
仗助が、バッドカンパニーに顔面蜂の巣にされた億泰を助けてやるシーン、

仗助「深い意味なんかねえ、何も死ぬこたねーと思っただけよ」
億泰「・・・・・」

文章でごめん。1ページにこの2コマをあててるんですが、
こういうコマ割り、今まであんまりなかったような・・・ジョジョのくせにやけにしっくり来ると思ったんですよね。
ベタすぎる!と言ったほうがいいかもしれない。
でも、ストーリーの中の感情のゆらぎとか、情緒に関するものは、多少やりすぎなくらい「間」をタップリとるほうが、読み手としては安心できるし、ハートをがっちりつかまれるのだ。これはわたしが少女漫画好きだから、ってのもある。女の漫画はやりすぎてやっと伝わるからな。
でもこういう「少女漫画的」な感情描写のおかげで、わたしは仗助&億泰コンビが大好きになったのでした。



話変わって、康一の魅力について。
康一っていちいち見せ場の多い男だ

・ACT3がはじめてシアーハートアタックの動きを止めるシーン「ずううんっ」って地面にめり込む図が1ページ丸々使って描かれてるんだが、あれ、凄い好きなんだよなあ。あのコマ一つとっても、やっぱり御大は4部からかなり技術がグレードアップしたような・・・・生意気言った・・・ごめんなさい・・・コッチヲ・・・ミ・・・ロ・・・

お前はバカ丸出しだ!!あの世でお前が来るのを楽しみに待っててやるぞ!!
ってタンカを切るシーン。しびれるううう!!!康一、お前は最後まで勝っていたぞ!!


・吉良「いいや、限界だ!押すね!!」
 
康一(アクト3)「ドンッ!!  『ACT3 FREEZE!!射程距離5メートルに到達しましたS・H・I・T!』」 
 吉良「このクソカスどもがあー!!!!」
このシーン、この対吉良戦で、一番心拍数のあがるカットだった!!!うおおお、康一やってくれた!!そうだ、お前がいたよな!!頼りになるぜ!!!って思わせるんだ!!



ちょっと落着いて、もう少し4部の魅力をくわしく話します。


4部を「完成度が高い」と評したのは、
・「コマ割・構成」といった技術面の進化
・一般人がスタンド使いという設定であるがゆえ、厚みが増したキャラの魅力
・作者自身が「スタンド」の表現やルールづくりに慣れたことによる、バトル展開の面白さ
・ラスボス戦の面白さが他を凌ぐ

この4点でまとめられるます。

とくに4つめはこだわりたいポイントだ。

私は、特にバトルもの漫画の場合、そのチャプターにおいて、
主人公がもっとも活躍し、魅力があること
・でも敵キャラ、脇役キャラも捨てがたいこと
・ラスボスでの闘いが、どのサブキャラ戦よりも面白く、読者をハラハラさせること

を求める。この点に関して、4部はマジで文句がつけようがないのだ

仗助のキャラ薄くない?
ていう人もいるからまあ、なんともいえないけど・・・・でもクレイジーダイヤモンドの能力って、スタンドの中で一番わかりやすく、トリッキーで、色々できる・・気がする。ハイウェイスターの時なんか、あまりの臨場感に漫画読んでる気がしなかった。それに、荒木先生が、「戦いにおいてルールを決めたい」って言ってたけど、クレイジーダイヤモンドは、そのルールが最も活きるのだ。
スタープラチナだと、見た目に派手だし盛り上がるんだけど、ご都合主義じゃん、て言われても仕方ない時がある・・・・いや、あくまでも、冷たい大人の目線で見たときにね。わたしはスタプラ大好きだよ。誰だそんなこと言ったのはァ!!


ああ、力尽きてきた・・・・
ここまで書いてると、わたしが一番好きなのは、4部か?と決めたくなってくるんだが、
いつも頭の中に浮かぶのは、降るにつけ、照るにつけ、チームパッショーネと暗殺チームの精悍な横顔、そしてイタリアの町並みなのだ。なんでだ・・・・ちょっともうちょっと真面目に考えたらまた続き書きます。
ジョジョのことは、ちゃんと書・・・き・・・たい・・・。
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2007/06/28 03:51 | Comments(0) | TrackBack(0) | 漫画

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